
鹿港の街並-02(鹿港、台湾)
写真解説
4. 復興路の擬洋風建築(看板建築)の町家群:清代末期から日本統治時代に掛けてつくらたもので、鹿港の表通りに、延々とこのタイプの街並が続いています。あまりメンテナンスはされていないようで、古ぼけたものがほとんどです。新らしく派手な看板がそこら中に突き出し、重なるために、街歩きしていると、建築自体は、地として沈み、意外に目立ちませんが、質量ともに価値の高いものが残されています。鹿港の観光案内は、伝統的建築物が主体で、地元では、この近代の街並は、まだ、あまり評価されていないようです。意識が希薄な分、その保存がいっそう急がれる建築群です。
5. 古市街の玄関:伝統的な町家ですが、大まかな形式は共通しながら、細部の多様性の豊かなことが、玄関を見るだけでも、伝わります。
6. 寺院と廟:鹿港を歩いていると、町内会ごとというぐらい、寺院や廟が現れます。古ぼけていたとしても、そのどれもが、きちんと線香や供物が手向けられ、大切にされています。何気なく埋め込まれていますが、台湾の国指定文化財のものもいくつもあるようです。
Upload:2007.02